FXノウハウ

FX最重要経済指標、雇用統計トレードについて 最善の取引方法とは

皆様ごきげんよう

ましゅまろです。

本日は FX 業界で最も有名かつ重要な経済指標、雇用統計について述べさせていただきます。また雇用統計の指標発表前後のトレード方法だけでなく、その日の過ごし方について述べさせていただいたので是非最後までご覧になってくださいませ。

FX最重要経済指標、雇用統計トレードについて 最善の取引方法とは

雇用統計とは

雇用統計は基本的に第1金曜日の

夏時間では 日本時間 21:30

冬時間では日本時間 22:30発表され、

農業部門雇用、失業率、製造業雇用者数、平均時給、などなど

アメリカの直近の経済状況ストレートに伺うことのできる指標が発表されることを言います。FX をやっている人であれば誰しもが聞いたことがあるアメリカの最も大事な経済指標と言っても過言ではないのです。

本日2020年8月7日は第一金曜日となりますので日本時間の21時半に雇用統計の指標が発表されます。そこで雇用統計の発表がある日の値動きの特徴を述べ、実際我々トレーダーとしてはどのようなトレードで対応すべきなのかを、 記載させて頂きますのでどうぞ最後までご覧になってくださいませ。

雇用統計の発表がある日の値動きの特徴

別の記事でもお話をさせて頂いたのですが、  FX では主に 4つの時間帯のセクションから構成されております。オセアニア時間帯、東京時間帯、 欧州時間帯、ニューヨーク時間帯の四つに分類されており、それぞれの時間帯ごとで値動きの特徴があることついてすでにお話をさせて頂いておりますので、この時間帯の癖について分からない方はぜひこちらの記事もご覧になってくださいませ。

雇用統計の発表がある日に限り、各セクションごとで値動きが異なると言いたいところなのですが、この日に限っては雇用統計の発表があるまでは、全ての時間帯で東京時間帯のようなレンジになることが非常に多いです。つまりはトレンド発生が起こりにくい状態といえるでしょう。

トレンド発生が起こりにくい根拠

その根拠と致しましては、 為替市場において為替の価格が決定する要因として、国と国との経済状況の強弱がその決定要因大きな要因を占めていると考えられるからです。経済状況の把握に関しまして、冒頭で述べさせていただいた、雇用者数や失業率平均時給などこれらは経済状況を把握に直結するものと考えられているため、この雇用統計の発表自体が経済状況の強弱をそのまま表していると言っても過言ではないのです。

ですから毎月発表されるこの雇用統計の結果次第でこれから先の経済状況もある程度予測がつくそう考えるのが自然ではないでしょうか。そのため為替市場で取引をされている多くのトレーダー、金融機関が必然的に注目をせざるを得ないのです。

そのため特にこの雇用統計の発表がある日は、闇雲にトレードをするのではなく、指標の発表を待って、現状把握をしそれから取引戦略を立て、行動するのでも決して遅くはないのです。その考えが市場にも反映され、ニューヨーク時間帯の夏時間では 日本時間 21:30

冬時間では日本時間 22:30までは、必然的と取引を控え”待つ”といった流れが出来上がってしまうのです。

雇用統計の日に実際にどうトレードすべき?

➀雇用統計発表前 

夏時間では日本時間 21:00

冬時間では日本時間 22:00まで

これまで時間において、先に説明をさせていただいた通り何時になる可能性が高いので、オシレーター系インジケーターを用いるなどして便利売買を繰り返していけば良いと考えております。具体的には RSI、ストキャスティクスなどを用いてバイバイするのが好ましいと思います。

また下記➁で述べさせて頂きますが、雇用統計発表によって値動きの上がり下がりが全くわからないものになりますので、 雇用統計発表30分前ほどには、損益にかかわらずじしょんをクローズし、スクエア(ノーポジションの状態)で雇用統計を迎えることが好ましいでしょう。

➁雇用統計発表直前~発表直後

夏時間では日本時間 21:00~22:00

冬時間では日本時間 22:00~23:00まで

 FX 初心者の多くは、投資系インフルエンサーと呼ばれる方は、この雇用統計の動きを利用して売買をすることが多々あります。ですが経済指標の発表で上がるか下がるかまったく予想することができない状況の中、取引を行うということは正しくギャンブルであると断言させていただきます。特に現在 YouTube などを用いて雇用統計ライブトレードなどといった値動きを当てることができないのに、あたかも寝起きを当てているように撮れるをする、そういった FX 初心者を騙すようなトレードが多く行われているのがこの原因だと考えております。

注意事項

最も注意していただきたいのが、経済指標の内容が良いからと言って、値動きが必ずしも良い方向に進むわけではなく、また内容が悪いからと言って、値動きが必ずしも悪い方向に進むわけではないので、結果を見てすぐに取引をするようなことはやめていただきたいと考えております。ですので雇用統計発表前、そして発表後30分ほどは取引はせず過ごすのが無難であると考えます。

③雇用統計発表後

夏時間では日本時間22:00~

冬時間では日本時間23:00~

雇用統計発表後の30分後からは通常通り、 皆様が日頃から行なっているトレードを実施しても大丈夫だと考えております。ただし注意していただきたいのが雇用統計の発表が金曜の終盤に行われるということで、翌日の土曜日の早朝で FX 市場がクローズしてしまうので。土曜日の AM 2時までには取引を終えるそんな戦略の下取引計画を立てるのが良いかと思います。理由といたしましては、週末のため商いが非常に薄くなる、また週前半から作ってきた動きと逆行するといった性質がこの土曜日には生まれやすいので、通常通りのテクニカルが機能しづらくなるといったデメリットもございますので。出来る限り早めの決済をし、良い週末を過ごすことが一番無難な選択肢なのではないでしょうか。

最後に

雇用統計トレードは、ボラティリティが激しくなるため買った時は非常に大きな利益が出るかもしれません、ですがその反面負けた時も非常に大きな損失を被る可能性がございます。

また値動きは当てることができない、機関投資家等の仕掛け売買が頻繁に行われることから通常のテクニカルをはるかに超えた中で動く可能性が非常に高いため。取引をしないことがもっとも最善の選択肢であると考えております。ですがこのボラティリティを利用して取引することも可能ですのでこの取引方法につきましてはどこかでまた述べさせて頂きますので、その際に一緒に勉強して参りましょう。

それでは本日は以上になります。

またお会いしましょう。失礼いたします。

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