FXノウハウ

インジケーターの真実 本に書いてある知識だけでは絶対に勝てない

インジケーターの真実 本に書いてある知識だけでは絶対に勝てない

皆様はどんなチャートで取引をしておりますか?MACDにストキャスにRSI、そしてそこにサインツールを絡めてチャート上に多くのインジケーターなり、サインツールなり出していないですか?インジケーターやサインツール自体は使用方法によっては物凄く、相場の現状を知るのに良いツールなんですが・・・それをチャート上に出しすぎてしまうと、悪い弊害が起きるんです><!!

では、実際に複数インジケーターを表示させたもの(極端ですが)を見てみましょう!!

うーんこれではぐちゃぐちゃしていて非常に見にくいですよね?

インジケーターを入れ過ぎるとFXは勝てない

ここまでではないにしても、4つ以上インジケーターを表示させるのはあまりオススメできません。

その理由は、

あなたが4つ以上インジケーターを表示させた場合

そのチャートと同じチャートを見ている人はおそらくあなた以外いないからです。※厳密にいうといるかもしれませんが、まず、FXで取引をする際には取引する通貨と時間足を選択します。更にそこに、各インジケーターを表示させます。更にそのインジケーターのパラメーターをご自身で設定しているケースもあります。

この場合大まかに考えも

①取引通貨

5種類

※日本人がよく取引をするであろう取引通貨だけに限定しても

EURUSD,USDJPY,GBPUSD,EURJPY,GBPJPY

②取引時間足

7種類

※限定的に考慮しても1分、5分、15分、30分、1時間、4時間、日足

③インジケーター(移動平均線含むと考え)×4つ

※おおまかにここでは50種類からランダムに設定したと考えます。

この➀②③の条件を満たし完全に一致したチャートを表示させる確率は

5×7×50×49×48×47=193,452,000通りのチャート表示が可能なので

結果

約2憶分の1!!!!!

となり全世界の人口約70億人のうち、FX全トレーダーはおよそ50万人と言われているため、その一人が複数枚チャート表示させていても2憶という数字には到底届かず、4つのインジケーターを表示させたチャートというのは

世界であなた一人しか見ていないことがお分かりいただけただろうか。

相場は大衆心理で動くことが多いです。そのため、より多くの人が一般的に見ているチャートや、巨大マネーを動かしているな金融機関の人がごく普通に見ているオーソドックスでシンプルなチャート表示を心掛けることをおすすめいたします。

そのため、この記事を読んで頂いている皆さんは

『移動平均線より上にローソクがありMACDがゴールデンクロスクロス中でかつストキャスもゴールデンクロス乖離率は何パーセント以内であるから、更にこのサインツール➀は↑でこっちのサインツール➁も上で・・・・』

といった取引ルールを確立しないよう

表示して良いインジケーターの数は

2~3個ではないでしょうか。その2~3個のインジケーターを表示させたチャートの癖や特徴を掴み、そこであなただけの取引ルールを確立する方が、FXで勝つ上では得策ではないでしょうか。インジケーター探しの旅は少しお休みすることをおすすめいたします!!

ヘッジファンドマネージャーの取引

少し余談にはなりますが、私も以前ヘッジファンドマネージャーの取引画面を見させて頂いたことがございます。その際にどんなインジケーターで、複雑なロジックで取引をしているんだろう。と心躍らせておりましたが、チャート上に出ていたインジケーターは移動平均線1本のみ!!

本当に勝てるトレーダーの取引ルールって意外と皆様が思われるよりも簡単なものなのかもしれませんね。

こんな感じです

まとめ

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。上記の内容を簡単にまとめさせて頂きますと、一度に多くのインジケーターは表示させない!インジケーター収集家になるのではなく、1チャートに2~3個表示させ、その2~3個を使用し、取引ルールを確立し、その2~3個のインジケーターの表示されたチャートのスペシャリストになること!!これをこれから心掛けて頂けたら幸いです。